慰安婦像にキスするなどの奇行を繰り返し、物議をかもしている外国人ユーチューバーのジョニー・ソマリに対して、アメリカ在住の韓国系ギャングたちが過激な警告を発した。
11月21日、海外在住の韓国人ネットワーク『bada』に、韓国系アメリカギャングたちがソマリに向けた警告メッセージを伝える動画が公開された。
公開された動画には、自らを韓国系ギャングだと名乗る男A氏が登場し、ソマリに対して「お前は俺たちを怒らせた。アメリカに戻ってくる考えは捨てたほうがいい」と警告した。
続けて「お前やお前の仲間たちの命を狙う。家族も同じだ」と発言。さらに別の男B氏が「俺たちは冗談の通じる民族じゃない。ロサンゼルスの屋上に上がって、お前の頭を銃で狙い撃つつもりだ」と述べた。
彼らはソマリの日本などでの行動についても言及し、それがアジア人への侮辱であると主張したという。
ジョニー・ソマリは2023年に来日し、9月には建造物侵入の疑いで逮捕され、10月には牛丼チェーン「すき家」で大音量の音楽を流したとして威力業務妨害の疑いで再逮捕されたこともある人物だ。
今年9月には韓国に入国。YouTubeの生配信中に慰安婦像にキスをしたり、コンビニのテーブルにわざとラーメンをこぼしたりするなど、奇行を繰り返した。
自身のYouTubeアカウントが閉鎖されると、別のアカウントで「安倍晋三、俺は君のために韓国人を打ち負かした(Shinzo Abe! I Defeated The Koreans For You)」などと投稿して議論になったこともある。
韓国でその行動が大きな話題になると、ソマリは多くの韓国ユーチューバーにとって「追跡対象」となり、10月24日、27日、31日の計3回にわたり暴行を受けた。
また、ソマリは暴行や薬物使用などの容疑で警察に告発され、出国禁止処分を受けている。
11月に入って、ジョニー・ソマリはソウル道峰(トボン)区の慰安婦像の前で撮った動画を通じて「アメリカ視聴者を楽しませるためにしたことだったが、慰安婦や平和の少女像についてよく知らなかった。韓国人たちの反応を見て、本当に彼らを傷つけたことを知った」と述べ、「韓国のすべての方に自分がしたことに対して謝罪したい」と頭を下げた。
しかし、ソマリに対する韓国国民の怒りは収まらず、警察は11月6日に彼を業務妨害の容疑で検察に不拘束送致した。
そのなかで韓国系ギャングたちの警告まで続き、韓国のオンライン上では「もう膝をついて謝っても無理だろう」「韓国系ギャングの感情まで逆なでした…」「これは本当に恐ろしい」「法で裁けないなら、法の外にいる人たちが処理するのか」といった反応が続いた。
四面楚歌の状況にあるソマリの今後に注目が集まっている。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
■【画像】「いつか日本が韓国に謝ることを望む」ジョニー・ソマリが謝罪も批判殺到
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