かつて次々と疑惑が暴かれる様子から“たまねぎ男”と呼ばれた韓国の元法務部長官で、祖国革新党の代表だったチョ・グク(59)の娘が話題を集めている。
チョ・グク前代表は12月12日、最高裁によって「子供の大学入試不正」や職権乱用などの容疑で懲役2年、追徴金600万ウォン(約63万9000円)が確定した。
これでチョ・グク前代表は、議員資格が喪失。同じく裁判にかけられた妻のチョン・ギョンシム(61)元教授も懲役1年、執行猶予2年が確定している。
チョ・グク前代表が早ければ12月13日にも収監されるという状況だが、現在、娘チョ・ミン(33)氏のSNSには数多くの悪質コメントが殺到している。
「父親の刑務所生活をしっかり支えてあげろ」「父親のために拘置所の預金を入れるなら、事業を頑張らなきゃな」「恥を知れ。お前一人のせいで父親がこの重要な時期にまた岐路に立たされることになった」「父親の収監おめでとう」といった内容だ。
だが、娘であるチョ・ミン氏はあくまで強気だ。
彼女は悪質コメントに対して、「悪質なコメントを見ても特にダメージはないし、傷つくこともない。むしろ、悪質なコメントをする人たちのほうがとても気の毒だ」と伝えた。
続けて「私はその人たちのことをまったく知らないのに、その人たちは私のことをストーカーのように毎日探しに来るではないか。どれだけやることがなくて、日常生活で認められずにいるから、悪口を言って自尊心を保とうとするのか。常識の範囲を超えた行動をする人には共感を覚えない」と述べた。
そんな彼女を応援する声もある。「悪質なコメントは気にしないでください」「お気の毒です。どうか頑張ってください」「おかしな人たちの言葉はすべて聞き流してください」といった擁護のコメントも確認された。
なおチョ・ミン氏は、1991年9月24日生まれ。現在、ユーチューバーやインフルエンサーとして活動している。
彼女は高校卒業後、高麗大学で学士号を取得した。しかし学士号取得後に政権交代が起き、入試不正疑惑で捜査が行われた結果、高麗大学への入学が入試不正によるものであることが認められた。2023年7月には医師免許も取り消され、高校以降の学籍もすべて取り消された。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
■【画像】「残酷で胸が痛い。日本人を嫌いになりそう」日本の元AV女優、韓国で話題
前へ
次へ