ムン・ジェイン(文在寅)前大統領の娘であるムン・ダヘ氏(40)の飲酒運転事故当日の行動が次々と明らかになり、衝撃を与えている。
お店を追い出されるほどの泥酔状態で、車を運転していたのだ。
10月8日、警察などによると、ムン・ダヘ氏は10月4日の夕方から翌5日の早朝まで7時間にわたり、“三次会”まで楽しんだ後に衝突事故を起こしたという。
CCTVで確認された情報をまとめると、まず彼女は10月4日18時57分頃、ある建物の前に車を駐車し、高級韓牛レストランに入店した。その後、場所を移して二次会で酒を飲み、さらに同行者の男性2人と深夜過ぎまで一緒にいた。
翌日午前0時40分頃には、自分の車を駐車していた路地にある飲食店を同行者と訪れたが、追い出されている。この飲食店の店主は「当時、ムン・ダヘ氏は非常に酔っているように見えたので、『出て行ってください』とお願いしたが、テーブルを叩きながら『酒をくれ』と要求した。同行していた男性が他の場所に行こうと説得して店を出た」とメディアに語っている。
三次会で訪れた飲食店でも、ムン氏は酷く酔っていたとされる。この店では、トゥブキムチ(豆腐とキムチの炒め物)と焼酎1本を注文したが、お酒をほとんど飲めないほど酔っていたという。この飲食店の店主はメディアに「ムン・ダヘ氏は店に入ってきたときから、すでにかなり酔っていて、うとうとしている状態だった」と答えた。
泥酔状態で飲み屋を行き来していたムン・ダヘ氏は、同日午前2時5分頃、他人の車のドアを開けようとしたりもした。ムン・ダヘ氏の車は、数十メートル離れた場所に駐車されていた。彼女は路地に7時間以上も違法駐車していたことになる。
ふらふらと歩いていたムン・ダヘ氏は車に乗り込み、しばらくして運転を開始。そして5日午前2時50分頃、ソウル龍山(ヨンサン)区・梨泰院(イテウォン)のヘミルトンホテル前で車線を変更した際、後ろから来ていたタクシーと衝突した。
この時、彼女はは方向指示器やヘッドライトを点灯させていなかった。衝突事故前にも、赤信号の状態で第二車線から左折を試みるなど、危険な運転が目撃されている。
被害者であるタクシー運転手の通報で出動した警察が実施した飲酒検査によると、当時のムン・ダヘ氏の血中アルコール濃度は0.149%で、免許取り消し(0.08%以上)レベルを大幅に超える数字だった。
ムン・ダヘ氏を道路交通法違反で立件した警察は、近くムン・ダヘ氏を呼んで調査する予定だ。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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