韓国の世論調査機関リアルメーターが2021年5月第1週の文在寅大統領の支持率を発表した。それによると否定評価が63.0%だった。
リアルメーターがYTNの依頼で5月3~4日と5月6~7日の4日間、全国の満18歳以上2015人を対象に調査した結果だ。
それによると、文在寅大統領の国政遂行支持率は、4月第4週に比べて3.0%ポイント上昇した36.0%(高く評価する19.1%、評価する16.9%)。否定評価は60.3%(評価できない14.9%、とても評価できない45.4%)で、2.3%ポイント下がった。
性別別では、肯定評価は女性が先週より5.2%ポイント上がった38.9%を記録。男性の肯定評価は33.0%で、先週より0.8%ポイントの上昇にとどまった。
年代別では、40代が9.5%ポイント増の50.4%、50代が8.6%ポイント増の42.4%を記録して回復傾向を見せている。ただ20代(25.7%)と70代以上(25.6%)と20%台の支持にとどまった。30代は37.6%だった。
最も否定的な評価が多かった年代は70代以上(70.1%)で、20代(68.3%)、60代(67.5%)が続いた。
一方、リアルメーターが全国の満18歳以上の男女500人を対象に5月7日に行った「文在寅政権が残りの期間、積極的に推進すべき政策課題」を調査した結果、「ワクチン確保など新型コロナ克服」が29.5%で最も多かった。
「不動産市場の安定化」が24.8%で次点となり、「国民の和合と統合」(14.4%)、「雇用の創出」(14.1%)、「朝鮮半島の平和定着」(7.9%)の順だった。
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