そのほかにも、韓国製の自動車を破壊した事件や、タクシーに乗っていた韓国人留学生2人が高架上で無理やり降ろされた事件など、嫌韓感情をむき出しにした事件は枚挙にいとまがない。
こうした動きに対しては韓国人も怒り心頭に発しており、もともと中国人に対して良い印象を持っていなかっただけにその語気も荒々しい。
ネット上には「中国旅行は中止しよう」「私もチャンケ(中国人の蔑称)が嫌いです。交流するのはやめよう」「目には目を、歯には歯を!」といった発言が寄せられている。
一部には、「他国はシステマチックに対応するのに、我が国は報復もせず、対応も打たないままだ」と韓国の対応について嘆くコメントも見られた。
韓国では7月29日に文在寅大統領が北朝鮮のミサイル発射への対応策として「THAADの残りの発射台4基配備」方針を表明したことを受け、中国の報復措置が長期化するとの見方が強い。
はたして今後も嫌韓ムードは続くのだろうか。