というのも、トルコ・シリア地震被害地域のために全国から救護物品の寄付が続くなか、なんと救護品10%は使用できないものだと伝えられたのだ。
現在、仁川(インチョン)の国際物流業者には全国から多くの救護物品が取り寄せられ、現地に運送している。現地は零下の寒い天気のため、救援物品にはコートやホットパックのような防寒用品、さらには乳幼児用品が大多数を占める。
しかし、なかには壊れた電化製品や汚れてボロボロの衣類、片足だけの靴など、とても支援物資として届けられる水準ではないものが大量に送られている。
そのため、仁川ではボランティアたちが支援物資の取捨選択をしなければならないという無駄な作業が増えているという。
これには韓国国内でも、「ゴミを送りつける神経がわからない」「素晴らしい行為だったことを、嘆かわしい行為に変える我が国」など嘆きの声が多く挙がっていた。
なお、韓国からトルコ・シリア現地に送られた支援物品は100トン以上に上るとされている。こうした素晴らしい活動が行われているだけに、それに水を差す行為だけは慎んでほしいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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