韓国ギャラップが4月26日、「韓国人が好きなテレビ番組」の調査結果を発表した。
今回の調査で最も支持を集めた番組は、6.0%を記録したTV朝鮮のバラエティ番組『申請曲を歌います~愛のコールセンター』(原題)だ。4カ月ぶりとなる1位返り咲きとなった。
『申請曲を歌います~愛のコールセンター』は2020年4月にスタートした番組で、同時間帯の前作『ミスタートロット』の決勝に進出したトロット歌手たちが電話で申請された曲を歌うという内容だ。
2位は、4.8%を記録したMBCのバラエティ番組『遊ぶなら何する?』(原題)。2019年7月からスタートした番組で、韓国の“国民的MC”ユ・ジェソクが出演している。テーマや形式にとらわれない構成が特徴で、ユ・ジェソクがトロット歌手としてデビューして大きな反響を得たこともある。
日本でもNetflixで人気を博したドラマ『ヴィンチェンツォ』が、4.3%で3位となった。俳優ソン・ジュンギがイタリアンマフィアという類例のない役を演じ、スリリングな展開で視聴者から高い評価を得た。
以下、4位バラエティ『You Quiz On The Block』(3.9%)、5位バラエティ『ポンスンア学堂』(3.6%)、6位バラエティ『ランニングマン』(2.6%)7位ドラマ『模範タクシー』、バラエティ『私は自然人だ』、バラエティ『私は一人で暮らす』(いずれも2.4%)、10位ドラマ『OK、クァン姉妹』(2.1%)となった。
なお韓国ギャラップは同調査を2013年1月から毎月、行っている。その意義については「行為を測定するテレビ視聴率と違い、視聴時間帯、空間、チャンネル、メディアを超越した韓国人の感性的なテレビ好感度の指標」としている。
・調査期間:2021年4月20~22日
・サンプリング:携帯電話RDD標本フレームから無作為抽出(自宅電話RDD15%を含む)
・応答方式:電話調査員インタビュー
・調査対象:全国18歳以上の1003人
・標本誤差:±3.1%ポイント(95%の信頼水準)
・回答率:18%(通話5498人のうち1003人が応答完了)
・依頼先:韓国ギャラップ独自調査
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