2015年3月に兵役のために入隊したジェジュンを追うように、JYJのユチョンも2015年8月27日から兵役を務めている。
もっとも、ジェジュンのように陸軍55師団・烽火部隊の軍楽隊に属しているわけではない。ユチョンは「社会服務要員(旧:公益勤務要員)」として服務中だ。
社会服務要員とは、持病などで戦闘が難しいと判断される人のこと。 2015年10月、久々に顔を揃えたJYJ。社会服務要員のユチョンはスーツ姿で登場した社会服務要員はちゃんとした服務の代わりに、地方自治体や公共団体での行政業務に携われることで兵役と見なされる。
ユチョンは生まれながらの喘息らしく身体検査で4級の“補充役”判定を受けたため、社会服務要員となったのだ。
ただ、5週間の基礎軍事訓練は新兵なら誰かもが受けなければならない。ユチョンもその例外に漏れることなく、基礎軍事訓練を受け、模範的な態度で優秀だと表彰された。
その基礎軍事訓練を終えてユチョンが配属されたのが、意外なところだった。
ソウル市の江南(カンナム)区庁・災難安全課。文字通り、区内での災害対策や完全確保を担う場所で、その業務は多岐にわたるが、約1年11カ月という比較的短い服務期間と、出勤・退勤が可能なところが社会服務の最大のメリットだろう。
まるで会社勤めの感覚で社会ともつながったままなので、正直“入隊”と大げさに言うレベルではないかもしれない。ユチョンは同グループのメンバー、ジュンスと美容院やネットカフェで遭遇したこともあるらしい。
いずれにせよ、韓国男児としての義務を誠実に果たしているユチョン。もっと格好よくなってまたステージに上がる彼の姿を、ファンは待ち望んでいるはずだ。
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