4月2日、俳優チャン・グンソクが母校の漢陽(ハニャン)大学に、同校の広告モデル活動で得た収益のうち1億ウォン(約1000万円)を寄付した。後輩たちの支援に率先し、母校に対する愛情を示したのである。
チャン・グンソクは在学当時も、12億ウォン(約1億2000万円)を奨学金として寄付し、世間の注目を集めた。さらに、数回にわたって後輩のための発展基金を寄付し、名誉の殿堂にも名前を連ねている。同校では「チャン・グンソク奨学金」が存在するほど、彼の母校に対する愛情は格別だ。
漢陽大学は、学校の発展に大きく貢献したチャン・グンソクを特別教授として委嘱。韓国で初めて開設された「慈善(Philanthropy)」教養科目に特別教授として招待された彼は、分かち合いと奉仕の実践経験を伝授、社会全体に寄付文化が広がっていくための授業を行ったこともある。
また、同校出身による社会ボランティア団体「ハムケハンデ(一緒に漢大)」主催のチャリティー・コンサートにMCとして参加して才能を寄付するなど、自分が役立てることなら何事にも最善を尽くしてきた。
チャン・グンソクは「漢陽大学の建学理念である『愛の実践』という言葉のように、学ぼうとする後輩たちに多くの機会を与えることができて嬉しい。今後も学校が必要とすることなら、僕にできる限りの最善を尽くして助けたい」との意思を表明している。
先日は、「2018平昌冬季五輪」「2018平昌冬季パラリンピック」および開催地である江原道の広報大使として活動。才能を惜しまず分け合うチャン・グンソクの美しい歩みは、韓国社会に暖かい温もりを伝えている。
(構成=李 ハナ)
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