作品の魅力としてよく挙がるのは、「人によってあらゆる解釈ができる」ところだ。実際韓国のネットには、エヴァンゲリオンを分析・解釈したさまざまな書き込みが存在する。
トラウマを持つ主人公・碇シンジと自分を重ね合わせたファンが、口を揃えて「自分の話みたいだ」「主人公の碇シンジが私と似ている」というのも、そのまま人気につながった。
韓国でエヴァファンを名乗るのは、一般人だけではない。
2013年、自身のインスタグラムに惣流・アスカ・ラングレーの抱き枕を公開し、「僕の彼女を紹介します」と書き込んだのは、男性グループSuper Juniorのヒチョルだ。
また、「アスカちゃんは僕の嫁」と唱えるラッパーのDefconnは、最近エヴァオタクとしてテレビで大活躍中である。
ちなみに、韓国ではなぜか綾波レイより惣流・アスカ・ラングレーが人気のようだ。
前出のDefconnは、「かわいいし、現実にはいない堂々たる態度が理想的」とアスカ愛を熱弁。その勝気な性格が、多くの韓国男性を魅了したのかもしれない。
日本と同じく人気の高いエヴァンゲリオン。きっと韓国ファンも、いつまでもエヴァンゲリオンを愛し続けるに違いない。
(文=サーチコリアニュース編集部)