また、韓国フィギュア界のヒロインであるキム・ヨナがかつて指導を受けたブライアン・オーサーに師事。
キム・ヨナと同じく冬季五輪の舞台で世界最高得点を叩き出したという共通点から、こんなふうに言われたこともあった。
また、韓国のファンがすすんで立ち上げたファンサイトもある。
その名も『YuZuRuハニュ』。羽生のプロフィールや最新情報はもちろん、インタビューを集めたコメント集や各種競技大会の演技を集めた動画集など、オフィシャルサイトかと勘違いしてしまいそうな充実した内容だ。
とはいえ、韓国の検索サイトで「ウセンキョルヒョン」と検索すると、また違った反応が出てくる。
「ウセンキョルヒョン」とは、「羽生結弦」の4文字を韓国語で読んだ場合の言葉だが、ネット上では「喘息持ちだというが同情を買うためのイメージメイキングではないか」「実は性格が悪いらしい」などと根拠のない噂や様々な悪口が並ぶ。
キム・ヨナとのナンセンスな比較があったり、「ブライアン・オーサーがキム・ヨナと決別したのは羽生のせいだ」とお門違いな書き込みまであった。
もっとも、韓国の男子フィギュア界は羽生クラスどころか、シニアで活躍する選手も少ない。羽生と同じくブライアン・オーサーに師事するチャ・ジュンファンぐらいだ。
それだけに韓国ファンからすると、羽生が凄く、日本男子フィギュア界が眩しく映るのも無理はないのかもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部)