LE SSERAFIMの交通事故で思い出される過去の痛ましい悲劇…韓国アイドルの事故がなくならない理由

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2014年9月、ガールズグループのLadies' Code(レディースコード)は、大邱(テグ)でのスケジュールを終えてソウルへの移動中、メンバーたちが乗っていたワゴン車が雨でスリップし、防護壁に衝突。この事故でメンバーのアシュリー、ソジョン、ジュニの3人は大怪我を負い、ウンビさんは事故現場で息を引き取った。享年21歳だった。

そしてリセさんは集中治療室に移され、9時間の大手術を受けるも、事故発生から4日後の9月7日にこの世を去った。享年23歳だった。

2013年に『Bad Girl』でデビューした5人組のLadies' Code。翌年に『Pretty Pretty』『KISS KISS』で認知度を上げ、これからというタイミングでの交通事故だっただけに、あまりにも衝撃的な事故として当時は報じられていた。

Ladies' Code 左からソジョン、リセさん、アシュリー、ウンビさん、ジュニ

事故後、残されたメンバーたちは1年6カ月間の治療やリハビリを経て、2016年2月に3人組で活動を再開。ウンビさんとリセさんを追悼するための楽曲『I'm Fine Thank You』をリリースした。3人は2019年10月まで活動し、2020年2月に所属事務所と契約満了となった。

韓国では8年が過ぎた現在も、多くのファンが2人のメンバーを懐かしみ、哀悼の意を表している。

しかし、痛ましい事故から8年が経った今も、アイドルの移動時の交通事故は無くなっていない。今年起きたLE SSERAFIMやfromis_9のケースを見ると、カムバック前後に事故が起きているのは偶然ではないだろう。

K-POPアイドルは新曲リリース時に集中して活動を行うため、非常にタイトなスケジュールになりがちだ。多くの仕事の合間を縫って移動しているだけに、交通事故が起きやすいとの見方もできる。

いずれにせよ、Ladies' Codeのような痛ましい事故が再発しないためにも、アイドルグループが所属する芸能事務所はスケジュール調整を再考すべきではないだろうか。

(文=サーチコリアニュース編集部K)

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