大谷翔平に「故意死球」発言で炎上の過去も…マイナーさまよう韓国人投手、未だ不透明な来季の去就

2025年12月22日 K-POP #プロ野球
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かつて大谷翔平への「故意死球」発言で物議を醸し、直近2年間を米マイナーリーグで過ごしていた韓国人投手コ・ウソクは、現時点で古巣に復帰する計画がないようだ。来季もアメリカに残り、メジャーリーグ挑戦を続ける見通しだという。

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この2年間でトレードや放出を経験し、3球団を渡り歩いたコ・ウソクは、マイナーリーグのすべての階級で登板したものの、悲願のメジャーデビューは果たせなかった。

コ・ウソクは2023年、韓国プロ野球KBOリーグのLGツインズで統合優勝を成し遂げた後、ポスティング制度を通じてメジャーリーグに挑戦した。サンディエゴ・パドレスと2年保証450万ドル、2+1年で最大940万ドルの契約を結ぶことに成功した。

ただ、春季キャンプで苦戦し傘下マイナーAAでシーズンを始めると、球団は早々にコ・ウソクを見限る。2024年5月、パドレスは首位打者のルイス・アラエスをトレードで獲得する際、コ・ウソクを含む1対4のトレードパッケージを組んだ。

マイアミ・マーリンズに移籍したコ・ウソクはAAAでプレーしたが、DFA(事実上の戦力外)となり40人ロースターから外れた。だが他球団からの獲得オファーはなく、AAAで投げ続けた後、AAへ降格され2024年シーズンを終えた。

2025年シーズンを前に、コ・ウソクはオフシーズンの個人トレーニングに打ち込んだ。招待選手として参加した春季キャンプでは95マイル(約153km)の球速を投げるなど、復活のシーズンに備えていた。しかし、ここでも指の骨折という試練に見舞われた。

リハビリを経て5月に復帰したコ・ウソクは、AAAで5試合(5.2回)に登板し1ホールド、防御率1.59と好投したが、6月に放出通告を受けた。それでもコ・ウソクは母国復帰を選ばず、デトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、メジャーリーグ挑戦を続けた。シーズン後半には指や膝の軽傷があり、AAAでシーズンを終えた。

2024年にAAとAAAでプレーしたコ・ウソクは、44試合(52.1回)で4勝3敗、4ホールド、3セーブ、防御率6.54を記録した。今年はルーキー、A、AAAで32試合(42.1回)に登板し、2勝1敗、3ホールド、3セーブ、防御率4.46だった。

パドレス、マーリンズ、タイガースの3球団すべてでメジャーデビューの夢を叶えられなかった。コ・ウソクが2026年もメジャーリーグに挑戦し続けるためには、マイナー契約が現実的な選択肢となるだろう。現時点では、マイナー契約に関する新たな情報はない。

コ・ウソク
コ・ウソク

コ・ウソクが最後に所属したタイガースは最近、投手4人とマイナー契約を結んだ。左腕のショーン・ガンサー、右腕のジャック・リトル、右腕のコール・ウェイテス、左腕のエンマヌエル・デヘススである。KBOで2年間プレーしたデヘススは、来季メジャーロースター入りすれば最大130万ドルを受け取る契約となっている。

デヘススは2024年にキウム・ヒーローズで30試合(171.1回)に登板し、13勝11敗、防御率3.68、奪三振178を記録。2025年はKTウィズで32試合(163.2回)に登板し、9勝9敗、1ホールド、防御率3.96、奪三振163を記録した。ベネズエラ出身、マーリンズ時代の2023年にはメジャーリーグ2試合に出場している。

ガンサーは4人の中で今シーズン、タイガースでの登板経験がある唯一の投手だ。過去2年間で31.1回を投げ、防御率2.30を記録した。ただ奪三振能力に乏しく、リリーフ投手として安定感を欠いた。また股関節の手術により、シーズン最後の3カ月を欠場した。タイガースはマイナー契約で再獲得する方針のもと、ノンテンダー期限に40人ロースターから外した。

リトルは今季、ロサンゼルス・ドジャースとピッツバーグ・パイレーツのマイナーでプレーした。パイレーツでウェーバーとなり、タイガースがマイナー契約で獲得した。今季ドジャースでメジャーデビューし、2試合3回2失点(防御率6.00)を記録。AAAでは62イニングを投げ、防御率4.06、奪三振率20.2%を記録した。

ウェイテスは2022~2023年にサンフランシスコ・ジャイアンツ所属で8回7失点を記録した。2023年シーズン後半に肘の手術を受け、直近2シーズンの大半を欠場している。ウェイツはAAA通算43試合に登板し、防御率4.46を記録している。

なお、コ・ウソクは2023年3月、WBC前に行われた韓国メディアのインタビューで大谷翔平と対戦する可能性を問われた際、「いざマウンドに上がったとき、投げるところがなければ“痛くないところ”に当てなければ。出塁させて、次の打者と勝負する」と発言したことで、大谷に対する“故意死球”を示唆したと捉えられ物議を醸した。

ただ、後に別の韓国メディアとのインタビューにおいて、「“真ん中に強く投げたい”と話したら、(記者から)“もう少し面白く話してほしい”と伝えられた。誤解の余地がある発言をしたことは自分の過ちだが、ただの一度も“誰かにわざと当てろ”と野球を習ったことはない」と、当時の発言に誤解があったことを告白していた。

(記事提供=OSEN)

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