韓国でいま人気を博す新人ガールズグループSTAYC。しかし、デビュー曲『SO BAD』の盗作疑惑で物議を醸している。
11月12日に公開された『SO BAD』ミュージックビデオで、メンバーたちが歌っている暗い部屋の植物やミラーボール、風船など、一部の小道具が、アメリカのポップ歌手マイリー・サイラスの『Midnight Sky』と酷似しているという指摘があったのだ。
この指摘を受け、所属事務所Highupエンターテインメントは『SO BAD』ミュージックビデオの制作会社にフィードバックを要求。そして、制作を担当したRigged Filmが謝罪文を発表する事態にまで発展した。
Rigged Filmは謝罪文で「当該ミュージックビデオの総責任を担当し、企画、演出、アートなどすべての部分に関与したため、盗作疑惑に対して羞恥心を禁じ得ない。このことでご心配をおかけしたHighupエンターテインメントとSTAYC、関連スタッフ、多くのファン、大衆に申し訳ない」と詫びている。
ただ、「オマージュという誤解を招く言葉で関連シーンを正当化するつもりは全くない。演出段階でいろんな小物の組み合わせを監督たちと相談して決定し、現場での配置によって作られたシーン」とし、意図的な盗作ではないと釈明していた。
デビュー曲からこのような事態が起きるのは残念だという反応が数多く相次いだが、K-POPアーティストのミュージックビデオ盗作疑惑は、STAYCに限ったことではない。過去にも複数、起きているのだ。