少女時代はディズニーをパクった? 止まらない韓国アイドルのMV盗作疑惑

2022年11月16日 話題 #アイドル
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まず、TWICEが2020年6月1日にリリースした『MORE & MORE』では、ミュージックビデオに登場する巨大なオブジェが「パブリックアート作品をそのまま盗用した」という疑惑が挙がったのだ。

当時、アメリカの芸術家デイヴィス・マッカーティー(Davis McCarty)は、自身のSNSを通じて「TWICEが私の造形物を盗用してミュージックビデオを作った。これは芸術に対する露骨な著作権侵害だ」と伝えていたことがある。

これを受けて、TWICEが所属するJYPエンターテインメントは「『MORE & MORE』に登場するセットの一部が、既存作品と類似しているという事実を確認した。ミュージックビデオの制作会社には、既存作品を手掛けたクリエイターとの話し合いを通じて、問題を解決してほしいと要請した。

本社としてもアーティストの作品をリリースする会社として今後このようなことがないよう検証システムを補完する予定」とし、論争について謝罪していた。

(画像=JYPエンターテインメント)
(画像=デイヴィス・マッカーティーSNS)
TWICE

デビュー15周年の少女時代にも…

今年8月にデビュー15周年を記念して、5年ぶりにニューアルバムをリリースした少女時代もミュージック盗作疑惑にさらされた。

一世を風靡したK-POPアイドルの帰還に、日本も大いに盛り上がったが、「ミュージックビデオのロゴ盗作」という不名誉なニュースが舞い込んでしまった。

8月5日、少女時代の新曲『FOREVER 1』のミュージックビデオが公開されると、各種オンラインコミュニティでは、動画内に登場するエンブレムが東京ディズニーシーの15周年ロゴデザインをそのまま使用しているという指摘が上がったのだ。 あるネットユーザーは、エンブレム写真とロゴの写真を比較し、「これは盗作じゃないのか」と主張。この疑惑が広がると、ミュージックビデオを演出したシン・ヒウォン監督は盗作疑惑を認め、自身のインスタグラムで謝罪する事態にまで発展した。

少女時代にとっては、デビュー15周年というメモリアルな年に発売した5年ぶりの“完全体”での新曲だっただけに、このような事態が起きるのは残念だという反応が数多く相次いだのは言うまでもない。

少女時代(写真=SMエンターテインメント)
(画像=オンラインコミュニティ)

盗作疑惑によって、本来注目されるべきアイドルの活躍が霞んでしまうのは、なんとも残念でならない。世界的にK-POPの人気が広がりつつある今こそ、事務所は世に放つ作品が本当に“オリジナル”なのかどうか、危機管理体制を改めるべきなのではないだろうか。

(文=サーチコリアニュース編集部A)

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