オリックスが優勝した日本シリーズから早2週間。“ストーブリーグ”に突入したプロ野球の目玉と言えば有力選手のメジャー挑戦だろう。
今年は千賀滉大(ソフトバンク)や藤浪晋太郎(阪神)のほか、最近ではオリックスが吉田正尚のポスティング移籍を容認するなど、続々と選手が海を渡ろうとしている。
とはいえ、いくらNPBで優れた活躍を見せたとしても、“世界最高峰”と呼ばれるメジャーリーグで結果を残すことは決して簡単ではない。それは隣の韓国KBOリーグも同様で、過去にも多くの選手が成功を夢見て渡米しながら、活躍できずに母国へとUターンしてきた。
そこで今回は、メジャー挑戦に失敗した韓国人選手の一つの事例を紹介したい。