そんなコ・ヨンピョは最近、本拠地KTウィズパークで応じた『OSEN』とのインタビューで、来年3月に控えたWBCへの出場意欲を示した。
コ・ヨンピョは昨年8月に行われた東京五輪で、侍ジャパンとの準決勝で先発登板し、5イニングで91球を投げて6被安打、1死球、7奪三振、2失点の好投を見せた。
当時は踊るようなチェンジアップで日本の打線を処理し、日本の球界を驚かせた記憶がある。今回のWBCを控えても、コ・ヨンピョは今月18日に発表された野球韓国代表の関心リスト(Federation Interest List)50人に名を連ねた。
最終メンバーに選ばれれば自身初出場となるWBCについて、「WBCは世界最大の野球の大会だ。当然出場したい。もちろん、まだエントリーが出ていないので浮かれる必要はない」と伝えたコ・ヨンピョ。
そして、「オリンピックで日本のベストメンバーを相手にしたから、雰囲気は慣れていると感じている。結局、重要なのは自分のコンディションだ。オリンピックのときはコンディションが良かったので結果も出せた」と、東京五輪の“日韓戦”での好投を引き合いに出し、WBCに向けて万全の状態を整える決意を明かした。
それとともに、「ただ、当時は無観客試合だった。WBCでは変わってくるだろう」と、日本開催となるWBC1次ラウンドへの期待感を語っていた。
なお、韓国は1次ラウンドで日本、中国、オーストラリア、チェコと同じプールBに編成された。同ラウンドは来年3月9日から13日まで日本の東京ドームで行われ、プール1~2位が2次ラウンドの準々決勝に進む。韓国対日本は3月10日に行われる予定だ。
はたして“日韓戦”でコ・ヨンピョが登板することはあるのだろうか。来年3月の本番に向けて、まずは最終メンバーまで生き残ることに期待したい。
(記事提供=OSEN)