オランダ出身のディック・アドフォカート監督は、すでに韓国代表がドイツW杯出場を決めていた2005年10月に新監督に就任。本大会までの準備期間が10カ月もないという状況だったが、グループステージでは最終節までベスト16進出の可能性を残しながら敗退に終わるという悔しい結果となった。
以降は各国代表やクラブを渡り歩くと、最近ではカタールW杯アジア最終予選でイラク代表を率いて登場。韓国と“再会”したことで話題にもなったが、成績不振の責任を負って途中で辞任した。御年75歳となるが、今年11月末に母国デン・ハーグの新監督に就任するなど、まだまだ指導者を継続するつもりのようだ。