日韓W杯で韓国を史上最高成績の4位に導き、韓国国内では今でも“国民的英雄”と称えられる名将フース・ヒディンク。大会後はPSVアイントホーフェンを4年間率いると、韓国時代の教え子であるパク・チソンやイ・ヨンピョをチームに呼び寄せた。
2006年ドイツW杯ではオーストラリア代表監督として大会に臨むと、ジーコ率いる日本を下して同国初のベスト16入りに導く快挙を成し遂げた。ただ、以降はロシア代表を率いるも2010年南アフリカW杯出場に失敗し、トルコ代表やアンジ・マハチカラ、オランダ代表を転々とするも長続きはせず。この間、2009年と2015年にチェルシーの暫定監督を務めたこともあった。晩年はU-23中国代表、キュラソー代表で指揮を執り、2021年9月に指導者引退を表明している。
(文=サーチコリアニュース編集部H)