俳優の坂口健太郎が最近、自身のインスタグラムにBTS(防弾少年団)のJ-HOPEと撮影したツーショットを公開し、話題となった。
仲睦まじげな二人の様子に「大好きな二人を見れて最高」「再会嬉しい」と歓喜する日本語コメントのほか、意外にも多く見られたのが「そういえば仲良しだったよね」「変わらない友情が嬉しい」といった韓国語コメントだった。
実はお隣・韓国でも坂口は大人気なのだ。
そもそも坂口といえば、男性ファッション誌『MEN'S NON-NO』の専属モデルとして活躍したのちに俳優デビュー。最近では映画『余命10年』(2022年)で主演を務めたり、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)に出演するなど、今、ノリに乗っている俳優だ。
シャープな目元に色白な肌、“塩顔男子”の代表格とも言える坂口のビジュアルは韓国での受けも良く、過去には韓国版『ELLE』にも登場したりと、その知名度の高さは容易に想像できる。
また、韓国の大ヒットドラマ『ごめん、愛してる』(2004年)の日本リメイク作への出演や、ドラマ『そして、生きる』(2019年)ではKARAの知英こと、カン・ジヨンと恋人役を務めるなど、韓国とは何かと縁があることでも知られる。
そんな彼の知名度を上げる大きなきっかけとなった作品が、自身初の主演ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系/2018年)だ。
というのも、同作の韓国オリジナル版である『シグナル』(2016年)は、ケーブルテレビ史上歴代第3位の視聴率を獲得するほどの人気作だったため、日本リメイク版を通じて一気に坂口の名が知られるようになったのだ。
さらに、このドラマを通じて、主題歌を担当していたBTSとも関係を築くようになった。
坂口はBTSの日本ファンミーティングにゲスト出演したり、日本のバラエティ番組で共演したりするなど、今では仕事で渡韓する際、一緒に食事するほどの仲にまで進展しているという。
ちなみに、坂口の所属事務所トライストーン・エンタテイメントは2019年からBTSの所属事務所HYBEと事業提携もしている。こういった背景も、双方の距離が縮まる要因になったのかもしれない。
最近では、“BTSの弟分”と呼ばれる9人組グループ「&TEAM(エンティーム)」のデビュー曲『Under the Skin』のMVに、グループの世界観を表現する上で重要なキーマンとして出演するなど、HYBEとの関係も良好なようだ。
韓国のネット民の間では「こっちで活動したら絶対天下取れる!」と言われているという坂口。いつか韓国ドラマや映画などで目にする日が来るかもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部A)
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