「奴隷契約の最後にまた…」前田健太のトレード説に韓国も注目するワケ

2022年12月17日 スポーツ #プロ野球
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米メディア『MLBトレードルーマーズ』は同日、「ジ・アスレチックのダン・ヘイズ記者によると、ツインズは先発投手ソニー・グレイと前田健太のトレードの提案を受けた。ツインズは両選手のトレードについてどれほど肯定的に考えているかはわからないが、少なくとも市場状況を調べ、良い提案をするチームがあるかを調べることはできる」と伝えた。

前田はメジャー通算169試合(762イニング)59勝41敗、防御率3.87を記録したベテラン投手だ。2020年には11試合(66.2イニング)で6勝1敗、防御率2.70と活躍し、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位にも上がった。

ただ、昨季は21試合(106.1イニング)6勝5敗、防御率4.66と不振な成績を収め、昨年9月にトミー・ジョン手術を受けた。

前田健太(写真はドジャース時代)

『MLBトレードルーマーズ』は「前田は2016年にドジャースと結んだ8年契約の最後の年を過ごす予定だ。当時、前田は健康にメジャーでプレーできるか疑問があったため、イニングをベースにしたインセンティブを中心とした契約を結んだ。来年は300万ドルの年俸を受け取る予定であり、開幕戦のロースターに含まれる場合、15万ドル、年間最大1000万ドルのインセンティブを受けることができる」と説明した。

「前田は来シーズン、グレイよりさらに多くの金額を受け取ることができる」と指摘した『MLBトレードルーマーズ』は、「しかし、そのためには前田が無事に復帰しなければならない。もし手術以前の技量を取り戻すことができれば、彼は先発ローテーションの中間を支える良い先発投手になるだろう」と展望した。

ただ、前田は今季1試合もプレーしていないため、トレード価値はグレイの方が高い。同メディアは「多数のメジャー球団が、先発投手としてキャリアを積んだグレイと前田に関心を持つのは不思議ではない。前田がトミー・ジョン手術を受けて今季投球をしなかったため、グレイがもう少し魅力的だ」と分析した。

(記事提供=OSEN)

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