まず2020年7月には、風俗店の従業員を務める知人女性から2500万ウォン(約250万円)を借りるも、1500万ウォン(約150万円)を返済しなかったとして女性が告訴。同年11月に警察の捜査が始まると、2021年4月に詐欺容疑で検察へと送致され、6月に罰金100万ウォン(約10万円)を言い渡された。
それだけでなく、同年12月には韓国国税庁が公開した同年の「高額・常習滞納者リスト」に名を連ね、総合所得税など計2憶6500億ウォン(約2650万円)を滞納していたことが発覚。
そして2021年3月には、1億5000万ウォン(約1500万円)を賭け、230回にわたりバカラ賭博に及んだ容疑で、2022年7月に懲役6カ月、執行猶予2年、罰金300万ウォン(約30万円)を言い渡され、40時間の社会奉仕も命じられた。
引退後の賭博事件だけでなく、現役時代の2017年には、キャンプで滞在していた沖縄で交通事故を起こし、日本の免許失効による無免許運転も発覚したことがあるなど、私生活ではトラブルが少なくなかった。
これらの問題以外にも、2021年には韓国のIT企業Double Mediaが運営する「パンダTV」でBJ(放送主)デビューしたことでも世間を賑わせた。
華やかな野球人生を歩むも、破天荒な私生活でキャリアを自ら汚してしまったイム・チャンヨン。今回のWBCで強力な侍ジャパンに立ち向かう後輩たちの姿を、どのような思いで見ているのだろうか…。
(文=サーチコリアニュース編集部K)