残酷なまでの“日韓”スポーツの差…WBCではコールド負け寸前、サッカーは4連続大敗の現実

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韓国球界最高の選手たちが集まったが、あまりにもお粗末な結果だ。ベテランのキム・ヒョンス(35、LGツインズ)、キム・グァンヒョン(34、SSGランダース)らがWBC後に相次いで引退を宣言したことで、次世代への懸念はさらに高まっている。

2023年WBC日韓戦での韓国ベンチ

なお、種目を問わず日韓戦に対する意味は大きい。なかでもサッカーは日韓戦勝利の元祖とも言える。1954年スイスW杯予選の日韓戦前には、「日本に負けたら玄海灘に立つ」と決意を固めたというエピソードもあるほどだ。

しかし、“精神力”だけを強調していた時代はとっくに過ぎ去った。今や、それさえも日本がリードしている。

先のカタールW杯で日本は、ドイツ(2-1)とスペイン(2-1)を相次いで撃破したことで世界を驚かせた。結果こそ同じベスト16だが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗れ、韓国よりも良い試合を見せていた。

一方の韓国サッカー界は、根本的な選手層や技量などで日本に遅れを取って久しい。世代別代表も日韓戦で相次いで惨敗しており、危機に瀕している。特に、A代表は日本に立て続けに惨敗を記録している。

2021年3月に横浜で0-3の大敗を喫し、2022年7月の東アジア選手権でも再び同スコアで敗北。韓国の強みだった精神力と闘志、球際の強さ、フィジカル面でも日本が上回っていた。

分水嶺迎える韓国サッカー界

韓国は独自色を失った反面、日本は既存の長所に加えて韓国の強みまで吸収したようだった。

当時、サッカーファンたちは「ソン・フンミン(30、トッテナム)とキム・ミンジェ(26、ナポリ)がプレーしていれば結果は違っただろう」と自らを慰めていた。しかし、ソン・フンミンは2015年にトッテナムに入団して以来、日韓戦に出場した記録がない。

だが、前出の2試合で海外組が出場しなかったのは日本も同様だ。

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