佐々木は5日の福岡ソフトバンクホークス戦で先発登板し、5回(89球)無安打を記録した。四球がわずか1つの一方、12三振も奪う威力的なピッチングで相手を圧倒した。
当時は秒速17mの強風が吹くなか、最速161kmの剛速球を投げた佐々木だが、この試合を最後に右手中指のマメの影響で球速が続いている。5日の試合もマメが原因で5回で降板した。
日本メディアによると、ロッテ率いる吉井理人監督は佐々木に時間をかけてでもしっかり治療を受けさせ、完璧な状態で復帰させることを準備しているという。
佐々木の不在が長くなるなか、ロッテは18日のオリックス・バファローズ戦を“ブルペンデー”としてマウンド運営した。リリーフ投手が8人相次いで登板し、5-1の勝利を手にした。
今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に侍ジャパンの一員で出場し、優勝を経験した佐々木は、今季5試合で3勝無敗、防御率0.84と圧倒的な成績を誇っている。
開幕20イニング連続無失点を記録し、32回を投げて50奪三振と、9回当たり14奪三振の驚異的ペースだ。4月末には日本人投手最速とな165kmを投げ、スポットライトを浴びた。
なお、佐々木の復帰登板は当初21日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦を予定していたが、同試合の雨天中止により28日のソフトバンク戦に先送りとなった。5月末の佐々木の復帰には韓国も注目しているはずだ。
(記事提供=OSEN)