ブルージェイズは21日、敵地ローンデポ・パークで行われたマイアミ・マーリンズ戦で2-0の勝利を収めた。
試合は両チーム先発の菊池、ユーリー・ペレスによる息詰まる投手戦が繰り広げられた。
菊池は2022シーズンに先立ち、ブルージェイズと3年3600万ドルで契約したメジャー5年目の投手である反面、ペレスは今年メジャーデビューしたばかりの2003年生まれの新人だった。
ブルージェイズは5回、マット・チャプマンが二塁打、相手中堅手のミスの間に三塁まで到達するも、後続のダニー・ジャンセンが空振り三振、スペンサー・ホーウィッツが二ゴロで凡退。7回にはウラジミール・ゲレーロ・ジュニアが二塁打を放つも、後続が倒れ得点には繋がらなかった。
マーリングも6回、ニック・フォーテスの左前安打とギャレット・ハンプソンの送りバントで一死二塁のチャンスを迎えたが、こちらも後続が不発に終わった。
ただ、ブルージェイズが8回についに“ゼロ”の均衡を破った。
一死後に代打サンティアゴ・エスピナルが二塁打を放つと、続く代打アーニー・クレメントがセンター方向への適時打を放ち、ついに1点を加えた。その後、ジョージ・スプリンガーも左方向への適時打を放ち、さらにもう1点を追加した。これが決勝点となり、ブルージェイズが見事勝利した。
ブルージェイズは先発の菊池が6回2被安打、無死四球、6奪三振、無失点の好投で退いた後、イミ・ガルシア、エリック・スワンソン、ティム・メイザ、ジョーダン・ロマノの継投で相手に得点を許さなかった。
対するマーリンズも先発ぺレスが6回3被安打、無四死球、9奪三振、無失点を記録したが、8回に登板した3番手タナー・スコットが18級の間に3被安打2失点を喫し、敗戦となった。
(記事提供=OSEN)