問題は試合後に生じた。
久保はペルー代表DFアレハンデル・カジェンス(ジローナ)とユニホーム交換をしたのだが、これを持っていく途中にグラウンドの上に落としたのだ。
ところが、久保は落としたユニホームを見ず、来月の女子ワールドカップで日本女子代表が着用するピンク色のユニホームに着替えると、無心で歩いて行った。落としたユニホームを拾うことはなかった。
これはペルーの選手を無視する行動として読み取れる。当然、議論が起きざるを得なかった。とあるペルーメディアも、「久保が恐ろしい行動を見せた」と猛非難していた。
結局、久保は謝罪文を載せた。
自身のSNSを通じて「ユニホームを地面に置いていく意図はなかった」とし、「足首の負傷を気にしていて、手に(ユニホームを)持っているとは思わなかった。ペルーのファンに申し訳ない。配慮が足りず、心から謝罪する」と頭を下げた。
サッカー日本代表の看板選手である久保は、2022-2023シーズンのラ・リーガで35試合に出場、主力として活躍し、9ゴール7アシストを記録した。
日本代表での国際Aマッチ記録は通算25試合2ゴールだ。
(記事提供=OSEN)