大谷は5日、敵地ペトコ・パークで行われたサンディエゴ・パドレス戦でに「3番・投手兼指名打者」として出場したが、投手として今季最悪とも言える結果に直面。5回7被安打(2被本塁打)、4四球、5奪三振の5失点で降板した。
大谷は直近2試合連続でクオリティスタート、6月の防御率3.26を記録したなかでの7月初登板だったが、この日29歳の誕生日を迎えた大谷は残念な気持ちで試合を終えた。
また、パドレスのキム・ハソンとの“日韓対決”では安打1本を奪われた。初回と3回を遊ゴロに導いて打ち取るも、5回無死二塁の場目で左前安打を浴びた。
大谷はキム・ハソンだけに打たれたわけではない。この日は相次いで長打を許し、主導権を奪われた。
1~3回まで無失点投球を続けていた大谷だが、4回に問題が発生した。
4回、フアン・ソトを遊飛、フェルナンド・タティス・ジュニアを三ゴロで処理して早々に二死を作ったが、マニー・マチャドに中前安打、ザンダー・ボガーツに四球を許して二死一、二塁の危機に追い込まれ、ジェーク・クロネンワースに初球の135kmのカットボールを打ち返され、右中間に抜ける2打点二塁打で2失点を喫した。
また、6回には先頭のマチャドに右前安打を許すと、続くボガーツに左越えの2ラン本塁打、そしてクロネンワースに右中越えのソロ本塁打と連続で打たれた。大谷が二者連続ホームランを打たれたのは今回がメジャー進出後初めてだ。
結局、大谷は再び指に発生したようで、マウンドを降りなければならなかった。大谷は6回まで投げ切れずに降板した。
大谷はその後、地元メディアによると、右手のマメと爪割れの問題で降板したという。なお、試合は5-8でエンゼルスが敗れている。
(記事提供=OSEN)