山本は23日、ベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ戦で先発登板し、7回5被安打、1四球、5奪三振、無失点で勝利投手となった。
先発投手の山本が7回無失点に抑えたオリックスは、山岡泰輔と平野佳寿のリリーフ陣も無失点で西武打線を抑え、3-0の無失点勝利を収めた。
オリックスは、山本が今月16日の福岡ソフトバンクホークス戦で5回3失点(自責点0)で敗戦を記録して以降、6試合連続で1失点以下を記録している。
17日のソフトバンク戦で2-1の勝利、18日の北海道日本ハムファイターズ戦で1-1の引き分け(延長12回)、19日の日ハム戦で2-1の勝利、20日の日ハム戦で1-0の勝利、22日の西武戦で5-1の勝利、23日の西武戦で3-0の勝利を記録し、6試合連続1失点以下の試合を続けている間に5勝1分を収めた。
オリックスが6試合連続1失点以下の試合をするのは、阪急ブレーブス時代の1956年6月13日の東映フライヤーズ(現・日ハム)戦から6月19日の毎日オリオンズ(現・ロッテ)戦以来、67年ぶりだ。
この期間、オリックス先発陣は宮城大弥(6回1失点)、山下舜平大(7回1失点)、山﨑福也(6.2回無失点)、東晃平(7回無失点)、ワゲスパック(6回無失点)が抜群の投球を展開し、山本(7回無失点)もそれに続いた。
直近2年連続で投手4冠王(最多勝、防御率、奪三振、勝率)に輝いている山本は、今季も驚くべき活躍を続けている。
山本は18試合(127回)で12勝5敗、防御率1.42を記録し、セパ全体防御率1位、最多勝1位をマークしている。また、奪三振数でも128奪三振で、130奪三振で1位の佐々木朗希と種市篤暉(ともに千葉ロッテマリーンズ)を2つ差まで追い上げた。
(記事提供=OSEN)