「阪神は優勝したのに…」巨人の“屈辱”を韓国メディアも嘆くワケ

2023年09月27日 スポーツ #プロ野球
このエントリーをはてなブックマークに追加

巨人は26日、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズにで0-1で敗れた。

先発の山﨑伊織は8回を投げて4被安打、1四球、6奪三振の1失点と好投したが、打線の援護を受けられず完投負けを記録した。

DeNAは東克樹(8回無失点)とウェンデルケン(1回無失点)が巨人打線を完璧に封じ込め、2試合連続の無失点勝利を収めた。

同日の敗北で68勝69敗2分となった巨人は、勝率が5割を切った。セ・リーグ4位とし、3位のDeNA(71勝64敗3分)とは4ゲーム差に広がっており、ポストシーズン進出が事実上不可能になった状況だ。

巨人は日本シリーズ優勝22回、セ・リーグ優勝38回の輝かしい成績を誇る日本プロ野球最高の名門球団だ。

過去には1965年から1973年まで9年連続で日本シリーズ優勝を果たすなど、空前絶後の大記録を達成したこともある。

当然、「日本で最も人気のある球団」として韓国でもその名を知られているわけだが、近年の成績は芳しくない。最後の日本シリーズ優勝は2012年で、昨季は68勝72敗3分でセ・リーグ4位にとどまり、ポストシーズン進出に失敗した。

原辰徳監督
原辰徳監督

巨人を率いる原辰徳監督は、2002~2003年、2006~2015年に続き2019年から3度目の巨人監督を務めている。

2006年に2度目の巨人監督に就任した際には、イ・スンヨプを韓国から連れてきたことで韓国のファンにもよく知られるようになった。2002年と2009年、2012年には日本シリーズ優勝を果たし、2009年には日本代表監督を務め、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝にも導いた。

しかし、2019年から3度目に巨人を率いている原監督は、期待ほどの成果を出せずにいる。

就任初年度の2019年、2年目の2020年はセ・リーグで優勝したにもかかわらず、日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスに相次いで優勝を奪われ、2年連続準優勝に終わった。2021年はリーグ3位、昨季は4位にとどまった。

そして、今季もポストシーズン脱落が迫っている。ライバルの阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝を果たしたなか、巨人としては胸が痛む一方だ。

巨人の球団史上、2年連続でポストシーズン進出に失敗したのは2005年と2006年が唯一だ。2005年には堀内恒夫監督、2006年には原監督が読売を率いていた。

今回もクライマックスシリーズ進出を逃せば、原監督は巨人の球団史上、2年連続でポストシーズン進出に失敗した初の監督となる。

(記事提供=OSEN)

【写真】大谷翔平を生観戦した韓国の190cm超え美女

【画像】韓国プロ野球で選手がコーチの胸ぐら掴む…一体何が?

韓国否定派が65%!! なぜドイツは世界一の“嫌韓国家”なのか

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research