ミネソタ・ツインズが二刀流スター大谷翔平を獲得する可能性に韓国メディアも注目している。
『OSEN』は10月31日、「FA内で最も人気のある“投打兼業スター”、ミネソタも関心?“大谷がワールドシリーズ優勝の助けになるだろうか”」と題し、大谷に言及した。
前日の30日、とある日本メディアは「今年FAとなる選手で最も注目を集めているのは大谷だ」とし、「米メディアによると、ミネソタ・ツインズが大谷獲得のために動く可能性があると言及された」と伝えた。
大谷はメジャーリーグで投手として通算86試合(481.2回)38勝19敗、防御率3.01、打者として通算701試合で打率0.274(2483打数681安打)、171本塁打、437打点、OPS(出塁率+長打率)0.922を記録した。
今季は肘の負傷でシーズンを完走できず、評価がやや下がったが、有力なMVP候補だ。
大谷は今季レギュラーシーズン、投手として23試合(132回)に登板し、10勝5敗、防御率3.14を記録した。
打者としては135試合で打率0・304(497打数151安打)、44本塁打、95打点、OPS 1.066の成績を残した。最後までプレーはできなかったが、ア・リーグの本塁打王に輝いた。
そんな大谷には多くの球団が関心を持っている。
最近、アメリカメディア『ニューヨークポスト』のジョン·ヘイマン記者は、大谷獲得に近いチームとしてロサンゼルス・ドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツ、テキサス・レンジャーズを予想した。大谷の年俸が最高6億ドルまで上がるという予測も出ているため、簡単に接触できる球団はそう多くない。
それでも、大谷獲得に成功できれば、チームにとって大きな戦力アップになるという期待感は依然として残っている。
そのうえで、来年は打者にのみ専念してプレーし、2025年シーズンからは再び投手との二刀流が可能だと見られている。
アメリカ地元メディア『ゾーン・カバレッジ』は、「ツインズが大谷を迎え入れることができれば、打者と投手の穴を全て埋めることができる」と伝えた。その一方で、「大谷は来年は投手が難しい。ツインズは来季の先発陣が不透明だという点を考慮すれば、契約が難しいかもしれない」と続けた。
そのため、同メディアは「FAの時期が近づくにつれ、大谷に対する関心は高まっているが、問題はツインズとの契約可否ではない。大谷がツインズのワールドシリーズ優勝に役立つかどうかだ」と付け加えた。
ツインズは今季ポストシーズンのワイルドカード決定戦でトロント・ブルージェイズを破り、ディビジョンシリーズまでは進むことができたが、同シリーズでヒューストン・アストロズに敗れ、秋の舞台から降りた。
メジャー唯一の二刀流スターである大谷は、2018年にア・リーグ新人賞を受賞し、2021年にはMVPとシルバースラッガーを受賞した。
二刀流の活躍によって、2022年MVP投票2位やサイ·ヤング賞4位など高い評価を受けている。オールスターにも2021年から3年連続で選出されるなど、多くの人気を集めている。
はたして大谷が来季はどの球団でプレーすることになるのか、日々注目度が高まっている。
(記事提供=OSEN)
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