日ハムが誇る「若手巨砲有望株」万波の年俸が4倍も引き上げられた。11月に行われた「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ」で韓国との決勝で3安打を放った万波は、来年の年俸として8000万円で契約した。
『デイリースポーツ』などの日本メディアは5日、「日本ハムの万波が球団事務所で契約交渉に臨み、今季2000万円から4倍に増えた8000万円で契約した」と伝えた。報道によると、万波は契約後「かなり上がった」と笑顔で語ったという。
万波は今季141試合に出場し、打率0.265(10位)、25本塁打(4位)、74打点(5位)、OPS(出塁率+長打率)0.788を記録した。本塁打はパ・リーグ本塁打王(26本)と1本差だった。そのほか、ゴールデン・グラブ賞、ベストナインに選ばれた。
万波は自身に対する褒賞として、数百万円をかけて「トラックマン」を購入したという。彼は「打球速度、発射角を見たかった。以前から望んでいた」と話した。続けて「今年の試合では打球速度181kmが最高だった。来年は185km、将来は190km。メジャーリーグのトップクラスの数字を目指したい」と話した。
そんな万波は、今年11月に東京ドームで行われたアジアプロ野球チャンピオンシップに侍ジャパンの一員として出場した。万波は予選で韓国の先発イ・ウィリ相手にソロ本塁打を放ち、決勝の再戦時には3安打1四球と大活躍した。
決勝で万波は、2回裏に韓国の先発投手クァク・ビン相手に右フェンス上段に当たる二塁打を放った。1-2でリードされた6回裏には、左腕のチェ・スンヨンから二塁打を挙げると、その後送りバントと犠飛で同点の得点を挙げた。
8回裏には一死一塁で右前安打を放ち、延長10回裏の3-3の同点では二死一、三塁で打席に入るも、申告敬遠で出塁した。韓国は二死満塁で門脇誠にサヨナラ安打を打たれ、準優勝で大会を終えていた。
(記事提供=OSEN)