入浴時の無防備な姿を陰からのぞかるのは、考えただけでゾッとする。自分が被害に遭っていなくとも、批判の声をあげたくなるだろう。
実際、お隣・韓国では、ある「のぞきスポット」を巡って大きなバッシングが起きている。
10月19日、あるTwitter利用者のAさんは、自身のアカウントを通して、「男湯をのぞけるスポット発見した」と書き込み、実際にその場所の写真を投稿。写真には風呂の内装に始まり、モザイク処理すらされない成人男性と子供の姿まで写されていた。
鍵アカだったAさんは、気心の知れた人の間だけに見せたつもりだったのだが、その書き込みは瞬く間に拡散した。
韓国ネット上では、「男湯盗撮事件に強力な処罰を」、「盗撮した上に、それを堂々と皆が見ることができるSNSに投稿した犯罪者を処罰してほしい」など、Aさんへの強烈な批判が相次いでいる。10月25日時点で、Aさんの処遇がどうなったのか明らかになっていない。しかし、韓国でも、盗撮行為は性暴行犯罪の処罰などに関する特例法第14条により、7年以下の懲役又は5000万ウォン以下の罰金に処せられる重罪である。
さらに、撮影対象者が子供や若者の場合、児童青少年性保護法が適用され、児童青少年性搾取水作りの疑いで処罰されることができる。児童青少年性搾取水を制作などの場合には、無期懲役や5年以上の有期懲役に処せられることができる。
かつて、日本でもSNSでのバイトテロが横行した。件のAさんも同様のノリだったのかもしれないが、考えなしの行動に対する処罰は重くなりそうだ……。
文=サーチコリア編集部