去る10月、あるオンラインコミュニティには、「2020年改名申請者名簿」というタイトルのスレットが立ち上がった。そこには、昨年に改名申請した人たちの名前がリスト上で挙げられていた。
該当リストの中には、なぜ改名を申請するのかわからないような普通の名前から、思わず顔をしかめるような酷い名前まで列挙されていた。
「オトック(韓国でのオタクの呼び方)」、「アンデヨ(ダメよ)」、「イセキ(この子)」、「チョカラ(お箸)」、「スゴヘ(お疲れ)」などのふざけた名前や、ストレートな下ネタな名前まで我が子に付けるにはどうだろう、と考えてしまうようなものまであった。
こうしたリストを見た韓国ネット民は、「子供にこんな名前を付けるのはどんな了見なのか」、「子の名前でふざける理由がわからない」など、批判的な声が多かった。
なお、韓国最高裁の統計によると、年間全国改名申請件数は平均15万件に達し、改名申請は年々着実に増えている。
生まれたての赤ん坊に自ら名前を付けろというのが無理がある。それだけに、子の名前を付けるのは親にとって最初の仕事とも言える。それをその場のノリでふざけたり、適当に済ますのはどうだろう。日本も韓国も問わずにしっかりと考えて欲しいところだ。
文=サーチコリア編集部