韓国で増え続ける老朽建築物、全国の4割が「築30年以上経過」…首都ソウルでは半数以上

2022年03月11日 社会
このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国全土にある建築物のうち、全体の40%が老朽化した建築物であることがわかった。

【注目】韓国でプライベートに不安感じる女性が続出の理由

国土交通部が3月8日に発表した「全国建築物現況」によると、2021年末基準で築30年以上が経過した建築物が計289万6839棟と、全体の39.6%に達した。4年前の2017年(36.5%)より3.1%増加した。

延べ面積基準では7億7947万5278平方メートルで、全体の19.2%に該当した。

地域別に見ると、老朽建築物の割合は首都圏で31.9%、地方で42.6%と、地方の方が多いことがわかった。首都ソウルでは50.4%と、半数以上が老朽建築物だった。

また、用途別に見た老朽建築物では住居用が49.1%で最多。以下、商業用(29.6%)、文教・社会用(21.5%)、その他(17.8%)、工業用(15.8%)と続いた。

地域別に見た住居用の老朽建築物では、首都圏が38.7%、地方が52.9%。ソウルは49.7%だった。

(文=サーチコリアニュース編集部)

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research