韓国全土にある建築物のうち、全体の40%が老朽化した建築物であることがわかった。
国土交通部が3月8日に発表した「全国建築物現況」によると、2021年末基準で築30年以上が経過した建築物が計289万6839棟と、全体の39.6%に達した。4年前の2017年(36.5%)より3.1%増加した。
延べ面積基準では7億7947万5278平方メートルで、全体の19.2%に該当した。
地域別に見ると、老朽建築物の割合は首都圏で31.9%、地方で42.6%と、地方の方が多いことがわかった。首都ソウルでは50.4%と、半数以上が老朽建築物だった。
また、用途別に見た老朽建築物では住居用が49.1%で最多。以下、商業用(29.6%)、文教・社会用(21.5%)、その他(17.8%)、工業用(15.8%)と続いた。
地域別に見た住居用の老朽建築物では、首都圏が38.7%、地方が52.9%。ソウルは49.7%だった。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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