新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためには、個人による対策も重要視される。しかし、いくら対策をしたとしても感染するときはしてしまうものだ。
【注目】新型コロナで確実に悪化した韓国人の「人生の質」とは？
それが常識として浸透してきたなか、お隣・韓国では、コロナに感染していない人への“手当”を巡り賛否両論の意見が飛び交っている。
3月24日、とあるオンラインコミュニティには「未感染者だけにボーナスを支給すると言われました」というタイトルの文章が上がってきた。
文章を作成したAさんは「私の会社の代表は、未感染者たちに少額だけど毎月ボーナス支給するそうです」とし、「未感染者は外食も我慢して、一生懸命に自己管理し、感染者が隔離されるとその人々の分まで働いて苦労したためとのこと」と明らかにした。
会社規模や職種など詳細は公開されていないが、この文章に触れたネットユーザーからは「感染した人の分まで仕事が増えているから当然だよね」「感染者へのペナルティーではなく、未感染者へのボーナス。こうした対応が取れる経営者がいるところで働きたい」など、賞賛の声が相次いでいる。
一方で、「毎日、新規感染者が30万人を超える状況で、自己管理と感染の有無でボーナスを与えるのはどうだろうか」「ボーナスほしさに事実を隠して出勤する人が出てきたら責任が取れるのだろうか」など、苦言を呈する意見もあった。
一日の新規感染者数が再び40万人台となり、重症患者数も過去最多を更新した韓国。ボーナス欲しさで感染予防の意識が高まるのなら、悪くないと思うが…。
（文＝サーチコリアニュース編集部）
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