韓国でも物価高の影響が直撃!1800円のキムチチゲがひどすぎると炎上…「仕方ない」の声も

2022年07月25日 社会
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お隣・韓国では最近、高まり続ける物価上昇により、まともにお昼ご飯すら食べられないことから「ランチフレーション」という言葉が生まれた。

【注目】値上げが生活に直撃のなか、“一人勝ち”状態のコンビ二業界

これまで韓国で昼食にかかる費用は9000ウォン(約900円)だったのが、現在では平均1万ウォン(約1000円)台にまで上がっている。

日常生活の驚異となる「ランフレ」だが、それを免罪符にした悪徳商法が続々と生まれている。

とあるオンラインコミュニティには、6月10日、配達費を含めて1万8000ウォン(約1800円)の豚キムチチゲの写真を公開。なかには「薄く切った脂身」だけが入ったみすぼらしい料理が目に入る。

(画像=オンラインコミュニティ)

投稿者は「3000ウォン(約300円)を追加で払い、肉増量にしてこれだ」と怒りを見せ、オンライン上でも「これは詐欺では?」「物価高騰とはいえ、ひどすぎる」など、大炎上を起こしている。

しかし、こうした事態はこれだけではない。先月には1万2000ウォン(約1200円)で販売されたスパム・目玉焼き・ご飯の定食が、同様の炎上を起こしている。

(画像=オンラインコミュニティ)

韓国における6月の外食物価上昇率は、1992年10月の8.8%以降、29年8カ月ぶりに最も高かった。値上げはある意味、仕方ないかもしれないが、あまりにも値段と見合わない商品が跋扈する事態となっている。

韓国料理の人気が高まっている昨今、旅行者がこうしたハズレ料理にあたってガッカリする事態にならなければいいのだが…。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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