やはり韓国でも問題になっている「電動キックボード」、事故が急増

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短い距離を移動する際に人気の電動キックボードだが、その安全性には疑問を投げかける人が多い。

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日本の警察庁によると、電動キックボードによる事故件数は2020年下半期には3件だったが、2021年11月末時点で60件にまで急増。人身事故も16件、報告されている。

こうした状況は世界でも同様で、お隣・韓国も例外ではない。8月25日、韓国警察庁統計によると、電動キックボード、電動自転車など個人型移動装置(PM)事故は、2017年117件、2018年225件、 2019年447件、2020年897件、そして2021年には1735件と、15倍近く急増した。

ヘルメット未着用、無免許、飲酒運転、乗車定員超過など安全規定違反も多発している。昨年、警察の個人型移動装置取り締まり摘発件数は、7万566件と集計された。そのうち80%を超える5万8580件がヘルメット未着用だった。

(写真=写真AC)電動キックボード

また、韓国内では「原動機付自転車免許」以上の運転免許証所有者のみが電動キックボードに乗れ、ヘルメットなしで搭乗すると2万ウォン(約2000円)の反則金が課せられる。他人の免許を借りて乗り回したり、路上駐車などのトラブルも目立っているようだ。

実際に韓国内でも「いきなり狭いなか、横切ってきたりして危ない」「近所に無断駐車されてるけど通行の邪魔」など、批判的な声が多い。

電動キックボードはたしかに便利でオシャレな乗り物だが、ルールを守らなければ無法地帯となる。その便利さを誰もが享受できるように、全員が守るべきことを守ってほしいものだ。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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