「2回目の非常戒厳令は許されない。すべてを賭けて阻止する」韓国の国会議長が緊急声明を発表

2024年12月06日 政治 #時事ジャーナル
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韓国のウ・ウォンシク国会議長が12月6日、「第2次非常戒厳はあり得ない。断じて容認されない」と述べた。

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ウ議長は同日、国会議長室で緊急声明を発表し、「大韓民国の民主主義は銃や剣で破壊することができないということが、12月3日の夜に証明された。それが国民が築いてきた民主主義の遺産であり、力だ」と語った。

また、ウ議長は「万が一にも、再び戒厳令を宣言するという大統領の誤った判断があるならば、国会議長と国会議員はすべてを賭けてこれを阻止するだろう」と強調し、「必ず国会を守り抜き、国民と民主主義を守り抜く」と述べた。

ウ議長は軍と警察に向けて「軍は国民の軍であり、警察は国民を守る存在だ。いかなる場合も軍と警察は憲法が定めた自らの役割を逸脱してはならない」とし、「憲法に反する不当な命令には従わず、制服を着た市民としての名誉を守ることを望む」と訴えた。

ウ・ウォンシク国会議長
(写真=ウ・ウォンシク国会議長Instagram)

声明に先立ってウ議長は、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の国会訪問の可能性に関連して、「ユン大統領の国会訪問について連絡を受けたことはない。ただし、訪問する場合には警護に関する協議が優先されなければならない。訪問の目的と警護について事前に協議がなければ、大統領の安全問題を保証することはできない」と述べ、「大統領には国会訪問計画を保留していただきたい」と要請していた。

(記事提供=時事ジャーナル)

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