12月9日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾案が可決された。
国会議員299人の表決結果、賛成234票、反対56票、棄権2票、無効7票を記録。
議決定足数である3分の2(200人)以上が賛成したため、朴槿恵大統領は国会で弾劾案が可決された韓国史上2人目の大統領となった。
韓国メディアは早速、「圧倒的弾劾だ」(『ハフィントンポスト・コリア』)、「“ろうそくの力”大統領を憲法の審判台に立たせる」(『Newsis』)、「広場の奇跡…弾劾の主人公は“ろうそく民心”」(『ソウル経済』)、「600万のろうそく、壊れた民主主義を直した」(『ヘラルド経済』)、「“偉大な勝利”新しい国への第一歩」(『ニュース1』)などの見出しを付けて報道。
賛成が210票と予想された当初と違って、234票になった結果について『E-daily』は、「今まで沈黙してきた与党内の親朴(朴槿恵大統領を支持する勢力)議員らの多数が、ろうそくデモで浮き彫りになった世論に心を動かされたと見受けられる」と伝えた。
賛成を公言していた与党議員は44人。しかし、与党からの賛成票が62票も出ており、今後の潮流にも注目が集まる。
この報道を受け、ネット民からは「暗闇は光に勝てない」「歴史的瞬間を目撃した」「万歳!!正義は勝つ」「スッキリするぜ!」「朴槿恵は国民と歴史の前で懺悔しろ」「明日はろうそく祭りだ!!」「これで終わりじゃない、これからがスタートだ」「反対の56票は誰だ?人生終わらせたいのか?」といった、歓喜のコメントが続々と寄せられている。
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