日本の自民党総裁選で石破茂元幹事長が選出され、10月1日にも第102代首相に指名される見通しのなか、お隣・韓国のトップが厳しい局面を迎えている。
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韓国リアルメーターが9月23~27日に全国18歳以上の有権者2507人を対象行った調査結果によると、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の「国政遂行肯定評価」、いわば支持率が就任以降最低の25.8%となった。
肯定評価は先週に比べて4.5ポイントも下がった。これまでの最低値だった9月第2週の調査(27.0%)よりも1.2ポイント下がった数字だ。
否定評価は先週より4.6ポイント上がった70.8%となっており、就任後初めて不支持が70%台に入った格好だ。
調査したリアルメーターは、ユン・ソンニョル大統領の支持率低下について「与党指導部との成果のない会談、親韓派と親尹派の派閥間代理戦争など国政の混乱が解消されないなか、公認介入疑惑など『キム・ゴンヒ大統領夫人リスク』まで重なり、保守層などの核心支持層が揺らいでいる様相」と分析した。
キム・ゴンヒ夫人の疑惑とは、彼女が国会議員の公認候補推薦に関与したという疑いだ。その介入疑惑は複数の選挙区に広がっているが、大統領室は沈黙し、誠意のない釈明を続けている状況で、これがユン・ソンニョル大統領の支持率の低下につながっているとの見方が強い。
ユン・ソンニョル大統領が過去最低の支持率を記録したという報道に触れた韓国のオンラインユーザーらは「朝から良いニュースです」「これでも実際の数字より高い」「今でも支持する人がいるということに驚く」といった反応を示した。
“石破茂首相”が誕生しようとしているなかで、韓国大統領の足元が揺らいでいる状況だ。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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