アジア最終予選途中に前任のウリ・シュティーリケ氏が成績不振で解任され、W杯1年前の2017年7月に就任したシン・テヨン監督。本大会では格上ドイツを破る“カザンの奇跡”を成し遂げるも、グループ敗退という厳しい結果に終わった。大会後は続投の可能性もあったがベント監督の就任が発表。結局、自身の退任会見が設けられることもなく、その座を退くことになった。
その後は2019年12月、A代表、U-23代表、U-20代表を兼任する形でインドネシア代表の監督に就任した。A代表ではカタールW杯アジア2次予選で敗退するも、西野朗監督が率いたタイ相手に引き分け、同国史上初めて2次予選で勝ち点を獲得。また、2023年に行われるアジアカップへの出場権も手にした。本大会では日本や母国・韓国と激突する可能性がある。