28歳という若さで突然この世を去った韓国MBCのお天気キャスターの日記が公開され、その内容に注目が集まっている。
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1月31日、韓国メディア『YTN』が亡くなった気象キャスター、オ・ヨアンナさん直筆の日記を入手したとして公開した。
それによると、2024年7月16日に書かれた日記には、「無理やり貶められるのがひどすぎる」「話し方があまりにも暴力的だ」などと記されていた。さらに「10時45分の特報まで終えた。その最中にまた無理やり貶められた」と繰り返し書かれ、「本当に腹が立つ」と付け加えられていた。
この日記が指す人物A氏は、オ・ヨアンナさんに対する職場でのいじめを主導していたとされる気象キャスターだという。
オ・ヨアンナさんは「本当に腹が立つ」と書いたこの日記から、2カ月後に突然この世を去った。
故人の遺族は、オ・ヨアンナさんが一緒に働いていた職員を相手に民事訴訟を提起している。
遺族は『YTN』に対して、「A氏を相手に12月23日、職場内のいじめによる損害賠償請求訴訟を提起した」と明かした。また、「加害者は4人だが、最小限の方法として1人に責任を問い、事実を明らかにするための過程だ」と説明した。
遺族によると、現在問題となっている「MBC気象キャスター4人のグループチャット」は、2022年にオ・ヨアンナさんがバラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演した頃に作られたという。
このグループチャットには、故人とその同期の気象キャスターを除く他の気象キャスターが参加していた。
遺族は、このグループチャットが作られて以降、オ・ヨアンナさんへの職場いじめが続いたと主張し、「（故人は）周囲に何度も助けを求めていたが、解決されなかった。そのため死を決意し、カカオトークのやり取りや録音記録などのデータをスマートフォンに保存していたのだと思う」と語った。
オ・ヨアンナさんの職場でのいじめ疑惑が浮上すると、MBCは1月28日に公式声明を発表し、「故人はフリーランスとして働いていたが、苦情を担当部署や管理責任者に一切伝えていなかった」とし、「遺族が新たに発見された文章をもとに事実関係の確認を要請すれば、MBCは最短時間で真相調査に着手する準備ができている」とだけ明らかにした。
なお1996年4月30日生まれのオ・ヨアンナさんは、元アイドル練習生。2021年にMBCの公開採用でお天気キャスターに合格し、平日および週末のニュースの天気を担当していた。
2024年12月、オ・ヨアンナさんが3カ月前に亡くなっていたことが遅れて明らかになり、大きな衝撃を与えた。
（文＝サーチコリアニュース編集部O）
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