今や日本でもメジャーとなった韓国焼酎。韓国料理屋などで「チャミスル」「チョウムチョロム」「チョウンデイ」などの焼酎を口にしたことのある人々も多いことだろう。
韓国では焼酎が最もポピュラーなお酒として大衆から愛されているが、酒類メーカー各社が発売している焼酎の売り上げは、広告にどんな美女を起用するかによっても左右されると言われている。
韓国では各焼酎の“イメージガール”が美女揃い、トップスター揃いだと注目されているのだが、グラスを片手に微笑む彼女たちは、まさに“ほろ酔いソジュ(焼酎)美女”と言っても過言ではないだろう。
各焼酎の広告モデルたちを、写真付きで振り返ってみよう。
まずは「チャミスル」。
1998~1999年にモデルを務めた『チャングムの誓い』の主演で知られるイ・ヨンエに始まり、歴代モデルにはキム・テヒ、イ・ミンジョンと有名女優たちが並ぶ。
現在、メインモデルを務めているのは歌手のIU。“国民の妹”と呼ばれる彼女は2014年に抜擢され、かわいくさわやかなイメージを強調している。
一方、「チョウムチョロム」もスターを揃えている。
イ・ヒョリ、シン・ミナと人気タレントが名を連ねるなか、昨年からモデルを務めるのは「miss A」のスジだ。
“国民の初恋”の別名を持つ彼女はブランドイメージにぴったりだと評判だ。
「チョウムチョロム」の公式HPでは、スジのCMについて「自然な微笑が作る愛嬌たっぷりの“初めて感じたまま-恋人編”、かわいい魅力に溢れる“初めて感じたまま-友達編”など、多様な姿でチョウムチョロムの柔らかさを表してくれます」と自賛している。
パク・ハンビョル、パク・スジン、パク・ボヨンと「パク」姓の美女ばかりを集めてきたのは「チョウンデイ」。
2006年に『秘密の校庭』でデビューし、現在イメージガールを担当するパク・ボヨンは、その愛らしいビジュアルで多くの国民から支持を得ている。
チョウンデイは日本語に直訳すれば「良い日」となるわけだが、2015年「大韓民国酒類大賞」の17度未満焼酎部門で大賞を受賞したそうだ。
このように美女スターばかりが揃う韓国焼酎の広告モデルたち。それだけに気になるのは各モデルたちの好感度だ。
韓国の設問調査プラットホーム『ティリオン』が20~45歳の男女5000人を対象に、「焼酎広告モデルとして活躍した女性芸能人で好きなモデルは誰か」というアンケート調査をしているのだが、その結果が興味深い。
なんとベスト3を「チョウムチョロム」の歴代モデルが独占したのだ。
第3位は現モデルのスジ(12.2%)、第2位はシン・ミナ(14.8%)、そして第1位には2007年から5年間モデルを務めたイ・ヒョリ(22%)が輝いた。
イ・ヒョリは「チョウムチョロム」の歴代モデルのなかでも最も長くイメージガールを務め、ブランドイメージと売り上げ増加に貢献したと評価された。
ちなみに第4位には「チョウンデイ」の現モデルであるパク・ボヨン(11.2%)、第5位には「チャミスル」のモデルとして活躍中のIU(9.4%)が続いている。
これから先、彼女たちを上回る“ほろ酔いソジュ美女”は生まれるのだろうか。
トップスターばかりが集う韓国焼酎の広告モデルから、今後も目が離せない。
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