ますます過熱する、日本の女子アナ人気。知性と美貌を兼ね備えた彼女たちはサラリーマンたちの憧れの的だが、お隣・韓国でも女子アナウンサーは大人気らしい。
毎年「新婦として迎えたい女性」で女子アナが上位にランクインしており、女子学生たちの間でも「憧れの職業」1位に挙げられる。
有名スポーツ選手と女子アナの結婚も多く、パク・チソン(元マンチェスター・ユナイテッド)と結婚したキム・ミンジや、キム・テギュン(元ロッテ)と結婚したキム・ソクリュなどが有名だ。超一流と呼ばれるスポーツ選手たちも、女子アナと恋に落ち、めでたくゴールインしているわけだ。
その韓国女子アナの傾向は、ここ数年で大きく様変わりしているらしい。
そもそも韓国で女子アナといえば「品行方正のキャリアウーマン」とイメージが強かったが、日本同様にアイドル化が進行中。
かつてはセミショートの髪型でニュースや教養番組の進行を務めるのが主な仕事だったが、最近はバラエティ番組やスポーツ番組を彩るタレント的活動も目立ち、個人プログを開設する女子アナや、マニアが集まるファンサイトも増えている。
若手女子アナ3人が肌を露出した大胆ファッションで、男性誌のグラビアに登場したこともあり、「放送人として品位がない」として波紋を呼び、ちょっとした社会問題になったこともあった。
当時、各放送局はいずれも「(女子アナたちは雑誌社と)アナウンサーの品位を汚さないラインで写真撮影をするという約束をしたうえで、撮影に応じていた」と立場を表明。結局、該当雑誌社が各放送局に謝罪することで、議論は一段落したのだった。
それでも韓国の女子アナ人気は衰えず、人気アナのフリー転向がスポーツ新聞の1面を飾ったり、テレビが自局の女子アナだけを扱ったウェブ・マガジンを発行したりと、ますますヒートアップの様相を呈している。
ちなみに、韓国アナウンサー協会に登録されている女子アナの数は300人を超えると言われる。今後も韓国の人気スポーツ選手たちは、女子アナたちと恋に落ちてしまうのだろうか。
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