イ・サンファの友人でありライバルでもあった小平奈緒は、2022年北京五輪でも輝けるか。
冬季五輪の人気種目の一つであるスピードスケートで、韓国のファンたちに最も知られているのが小平だ。
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小平は2018年の平昌（ピョンチャン）五輪女子500mでイ・サンファを抜いて金メダルを手にし、1,000mでは銀メダルを獲得した。
平昌五輪時、速いスタートダッシュを生かしたレース運びの小平は、500メートルを36.94秒で通過し、五輪新記録を立てた。14組で試合を行った小平は、15組のイ・サンファが走る番になると、自らに歓声を送ってきた日本人観客らに対し、「イ・サンファのため静かにしてくれるように」と頼む姿が中継放送に流され、話題を集めた。
また、小平はレースを終えて涙を流しているイ・サンファを抱きしめ、一緒に肩を組んでトラックを回った。2人のトラックセレモニーは、世界中のスポーツファンに感動を与えた。
オリンピック公式SNSは当時、「今日の写真」としてふたりが肩を組んでいる写真を選んだ。実際に2人は付き合いが長い友人関係で、プレゼントも交換する親密な関係だ。
イ・サンファは平昌五輪終了後の記者会見で2022年北京五輪に挑戦する意思も明らかにしたが、2019年5月に引退した。今回の五輪では、選手ではなくスピードスケート解説委員として北京五輪を見守る。
一方、小平の慢性的な怪我を乗り越え、再びオリンピックの舞台に挑戦する。小平はオリンピック2連覇に挑む。
（記事提供＝OSEN）
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