2月7日に行われた北京冬季五輪ショートトラック男子1000mの準決勝で韓国のファン・デホンがフィニッシュラインを1位で通過したが、その後のビデオ判定でレーン変更の反則があったとして失格処分になり、中国の選手が決勝に進出した。
この判定には、当然だが韓国内で大バッシングが巻き起こった。
特に韓国ネット民の行動は過激で、ネット上で中国批判が連日のように繰り返される事態となった。
もはや、競技を忘れた場外乱闘気味の状態となったわけだが、その動きに中国ネット民から意外な反撃が行われた。
それが、自称韓国人による“謝罪工作”だ。
2月13日、Twitterで「韓国人」と検索かけると、自身を韓国人だと主張する複数の人物の投稿が大量に投稿されている。
投稿者は基本的に「韓国人として~」という前置きから始まり、中国に謝罪している。実際にある記事を見てみると、「申し訳ありません。韓国人として中国人に謝罪します」「私たちは中国文化を盗んできただけでなく、競技場でも反則してしまいました。私たちはみんなゴミです」など、明らかに韓国人が書かないだろう謝罪風の煽りばかりだ。
また、投稿者をよく見てみると、中国のID使用者だったり、フォロワーのほとんどが中国だったりと、ずいぶんとずさんななりすましである。
これには、韓国ネット民も呆れた様子だ。
「中国がインターネット上で韓国人のふりをするのは常套手段。昨日今日の話ではない」「地球上で最も未開で汚れている恥ずかしい民族」「地球から消えなくてはならない1位の国」「世界中の敵」といった強い言葉が並ぶ。
思わぬところで巻き起こった韓国と中国の対立。オリンピックは平和の祭典なはずだが…。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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