カタールW杯アジア最終予選最終戦で敗れた韓国代表に対し、中東サッカーファンからの“嘲弄”が続いている。
韓国は3月29日(日本時間)、アウェーで行われたアジア最終予選グループA最終戦でUAE代表に0-1と敗れた。
これに先立ち、24日にホームで行われたイラン代表戦を2-0で制し、グループ首位に浮上していた韓国。しかし、今回のUAE戦の敗北により、裏の試合でレバノン代表に勝利したイランに再び首位を奪われ、最終的に7勝2分1敗のグループ2位で最終予選を終えることになった。
一方、勝利したUAEはグループ3位となり、別組3位のオーストラリア代表と激突するプレーオフに進出することが決まった。
試合後、韓国サッカー協会の公式SNSには中東サッカーファンによる“嘲弄コメント”が殺到した。韓国は以前、イラクのサッカーファンから、ソン・フンミンを利用した合成写真による過激な嘲弄を受けたことがあった。
今回は当時ほど過激なコメントにはなかったものの、コメント欄には座ってお金を数える写真や、UAEと韓国の国旗が合成され、お金の受け渡しが行われている写真などが投稿されていた。
ちなみに、韓国が国際AマッチでUAEに敗れたのは、2006年1月の国際親善時代以来、実に16年ぶりのことだという。
韓国はすでにW杯出場が確定したなかでの“消化試合”だったとはいえ、UAEとしては本大会出場のチャンスがかかった重要な一戦だっただけに、格上相手の勝利に現地サッカーファンも歓喜に沸いているようだ。
(記事提供=OSEN)
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