男同士なのに「夫婦」の愛称がついた韓国俳優たち。イ・ジョンジェ×チョン・ウソンの「ブロマンス」に迫る

2022年09月12日 話題 #BL
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韓国を代表する親友スターをご存知だろうか。20年以上の仲で同い年、今もなお友情を深めているのがイ・ジョンジェとチョン・ウソンだ。

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世界的に大ブームを巻き起こしたNetflixオリジナル『イカゲーム』で主演を務めたイ・ジョンジェ。そして、2004年の映画『私の頭の中の消しゴム』で見せた甘いマスクに長身のビジュアル、どこか影のある雰囲気が日本でも人気のあるチョン・ウソン。

韓国を代表するスターの2人がどのように友情を深めてきたのか、徹底リサーチしていこう。

出会いは1本の映画から

『太陽はない』スチール写真

2人は1999年の映画『太陽はない』という作品で出会う。同作はパンチドランカー症状に苦しむ純朴なボクサーのドチョル(演者チョン・ウソン)と、興信所職員で詐欺師のホンギ(演者イ・ジョンジェ)が織りなす青春群像劇。金と成功のためには手段を選ばないホンギと金がなくても成功できると信じるドチョルが対立しながらも成長していく物語だ。

上映当時は高い認知度は得られなかったものの、今でも多くの人に愛される作品だという。今に比べて、2人のフレッシュなビジュアルと演技が眩しい。

事務所「ARTIST COMPANY」を共同設立

共演以降、親交を深めてきたイ・ジョンジェとチョン・ウソンだが、2016年には芸能事務所「ARTIST COMPANY」を共同設立。協力して会社まで運営してしまうのだから驚きだ。事務所がソウルに位置する清潭(チョンダム)洞にあることから、イ・ジョンジェとチョン・ウソンが「清潭(チョンダム)夫婦」と呼ばれているのは韓国では有名な話。

2020年のあるインタビューで、チョン・ウソンはイ・ジョンジェとの“夫婦円満”の秘訣について「“こうしなければならない”といった強要などはせず、尊重して認め合えることができる」と明らかにしている。お互いをリスペクトし合えるからこそ、20年もの間、家族のような関係を築けてきたのだろう。

(画像=ARTIST COMPANY公式Instagram)

“清潭夫婦”のラブスタグラム

昨年10月、デビュー28年で初めて個人のインスタグラムアカウントを開設したイ・ジョンジェだが、彼のインスタをのぞくと、チョン・ウソンとの“仲良しっぷり”を垣間見ることができる。

インスタ開設してから2つ目の投稿をのぞいてみると、撮影現場で撮られた映像が収められている。恐ろしげな表情を浮かべるイ・ジョンジェの隣でチョン・ウソンが「メンコの勝負をしませんか?」(『イカゲーム』に登場する台詞)と不敵な笑みを浮かべている。

(画像=イ・ジョンジェInstagram)

2人のインスタのアカウント名にも注目してもらいたい。イ・ジョンジェのアカウントは「from_jjlee」。チョン・ウソンのアカウントは「tojws」と、2人は「from」と「to」で結ばれている関係なのだ。世のカップルもびっくりのラブラブっぷりだろう。

そんなイ・ジョンジェとチョン・ウソンだが、23年ぶりに映画『HUNT』(英題)で共演を果たす。この作品はイ・ジョンジェの監督デビュー作となっており、「第47回トロント国際映画祭」に公式招待されるなど、好評を博している。

映画『ハント』韓国版ポスター

本作は組織に入り込んだスパイを探し出すためにお互いを疑う韓国情報機関の要員が巨大な事件に直面するというストーリーだ。

日本での上映はまだ決まっていないが、プライベートでも仲良しなイ・ジョンジェとチョン・ウソンの息の合ったコンビネーション演技に今から期待したい。

SBS『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』に出演したイ・ジョンジェ(左)とチョン・ウソン

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