かつてサンプドリアやジェノア、エンポリで監督を務めたルイジ・カーニ氏は9月29日(日本時間)、ナポリのラジオ放送局『Radio Marte』とのインタビューで「キム・ミンジェは世界最高のDFの一人だ」と絶賛した。
今夏にフェネルバフチェからナポリに加入した韓国代表DFキム・ミンジェは、9月の国際親善試合2試合を終えてチームに復帰した。
キム・ミンジェは23日のコスタリカ代表戦、27日のカメルーン代表戦のいずれも先発フル出場し、守備の要として活躍を披露した。
国際Aマッチでも存在感を示したキム・ミンジェは現在、ターンオーバーのため休息を取ったセリエA第6節スペツィア戦を除き、ナポリですべての試合に先発出場している。加入初年度にもかかわらず、すでにチームの守備の核として浮上している。
余りに優れた活躍に、一部のメディアではキム・ミンジェがナポリ加入から半年足らずで欧州有数のビッグクラブのターゲットになったと伝えられた。
カーニ氏は「キム・ミンジェは驚くべきことに世界最高水準の活躍を見せている。実際、シーズンが始まる前はカリドゥ・クリバリの代替者が務まるのか疑わっていたが、完全に私の勘違いだったようだ」と感嘆した。
また、「一般的に黒人のセンターバックは身体能力こそ驚異的だが、集中力は常に維持することができない。その反面、キム・ミンジェはクリバリよりも集中力に優れている」と伝えた。
圧巻のフィジカルにスピード、ビルドアップ能力で“韓国のファン・ダイク”と呼ばれるキム・ミンジェだが、すでにその名に恥じない活躍ぶりがイタリアでも認められているようだ。
(記事提供=OSEN)
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