同日、メジャーリーグ公式ホームページ「MLB.com」が発表したFAリストには、3人の日本人選手が含まれていた。
その3人とは、テキサス・レンジャーズ傘下のラウンドロック・エクスプレス所属の有原航平投手、トロント・ブルージェイズ傘下のバッファロー・バイソンズ所属の筒香嘉智内野手、ボストン・レッドソックスから今年9月にFAとして放出された澤村拓一投手だ。
3人は12日から日米全球団との交渉が可能となる。
このなかでも関心を集めているのは筒香だ。今年は打率1割7分1厘、2本塁打、19打点、OPS.478と苦しみ、8月5日にピッツバーグ・パイレーツから放出され、ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。
筒香は新たな所属先を探す予定だが、今年、クライマックスシリーズ進出失敗を挽回するため、打線強化に乗り出した読売ジャイアンツが目をつけているという説が流れている。
先立ってジャイアンツは、ブルージェイズに入団した山口俊を2021シーズン途中にUターンさせたことがある。しかし、今年はたった1試合の出場にとどまるなど、これといった活躍を見せることができなかったため、シーズン後に放出している。
ほかにも澤村は、メジャー2年目に49試合に登板して1勝1敗、防御率3.73を記録。最速158kmを記録したこともあり、アメリカ残留の可能性とNPB復帰も視野に入れているという。
有原は8月にメジャーへと昇格し、5試合1勝3敗、ERA9.45を記録したが、9月に再びマイナーへと落ちてしまった。有原もMLB、NPBの両方を選択肢に置いているとされている。
今回FAとなった3人は日本での実績もあるだけに、韓国の野球ファンも去就を見守っているようだ。
(記事提供=OSEN)